レポート記事

2021.09.10

1•2期生通常講習11回目・3期生講習6回目

こんにちは!カメラマンのみーやんです。

8月28日に開催された横須賀プログラミング”夢”アカデミーについて、レポート記事を書きました。

今回もビデオ会議ツール「Zoom」を使ったオンライン講習になりましたが、受講の様子を午前・午後に分けてお届けしていきます!

★午前の部

午前中は、3期生に向けた第6回目の講習が行われました。

まずは、よっつさんが講師を務めるWeb制作コースの様子から!

はじめの時間は、前回宿題をやってきたかどうかの確認です。各自「いいな」と思ったWebサイトを調べてくる宿題でした!この時間では、調べてきたサイトを他のメンバーに発表することに。

ある受講生は、キューピーのマヨネーズの公式サイトを紹介していました。

※引用文献:https://www.kewpie.co.jp/100th/

下までスクロールすると…

キューピーちゃんがひょっこりと現れるギミック(仕掛け)が!

他にも、ゲームで遊べるサイトを調べてきた人もいたり…!

※引用文献:https://jcw87.github.io/c2-sans-fight/

このように、面白いサイトをたくさん共有できました!

今まで何とも思わなかったWebサイトも、「これってどういう仕組みなんだろう…?」といった制作面に興味が湧いてくる。これは、Web制作をする側になる醍醐味のひとつです。今まで学んできた基礎的な知識は「点」であって、今後はそれが「線」となっていくように学べるのだと、よっつさんは語ります。日常から楽しんで学んでいけると素敵ですね!

その後は、じゃんけんゲームの開発の続きに取り組んでいました。

開発過程の中では、本当に細かいミスでプログラムがエラーを起こしてしまいます。

必要なコードが一部抜けていたり、小文字と大文字の区別が間違っていたり…。

「こんな細かい部分で?!」というミスでも機械は許してくれないので、焦らずゆっくり書いていきましょう…!

一方、日の出さんが講師を務めるUnityコースの様子はというと…

前回インポートしたキャラクター『Unityちゃん』に、動きをつける作業をしていました!

「ドラッグアンドドロップ」という操作を多用し、細かい設定をどんどん行っていきます。その後、画面の見え方をコントロールするカメラの動きも設定しました。

進みが早い人は、背景もアレンジすることになりました。

その際、日の出さんが紹介していたのは『Skybox』の設定です。

この設定を行うと、画面上の世界に広がりが加わります。アセットストアから「空」「山」といった素材をダウンロードして設定します。

単色の背景ではなく、こういったをリアリティのある素材を表示することで、ゲームをプレイする際のテンションも上がりそうですね!

★午後の部

午後は、1・2期生に向けて第11回目の通常講習と、その裏では午前の回に出れなかった3期生向けの講習が行われました。この土日の2日間を使って、プログラミングコンテストへの提出に向けて制作を進めていきます。

ここで、コンテストについて少し触れますと…

夢アカ1・2期生は、『U-22プログラミング・コンテスト2021』に出場します。

22歳以下の若者を対象にした作品提出型コンテストであり、数々のIT企業がスポンサーについています。

今回は、どのチームもそのエントリーシフォームの記入や、提出資料の準備に徹することとなりました。提出資料の中には、制作物のプログラムを実際に動かした様子を撮った動画もあります。提出手続きは面倒な部分もありますが、皆真剣に取り組めていました!

Web制作コースのあるチームでは、よっつさんから提出前の注意点に関する説明がありました。このチームでは、著作物である音楽(横須賀市歌)を制作物に含んでいました。そのため、作品として公開する際に著作権を持つ機関に許可をとらなくてはなりません。

今回の場合は、市の機関に電話をして許可をとらねばならないとのこと。開発以外の社会勉強もできましたね!

提出期限は間近に迫ってきてはいますが、次の日の講習など、まだ時間はあります。

最後まで諦めず取り組んで、頑張ってきたことをより多くの人に伝えられるといいですね!

ではまた次回の投稿でお会いしましょう!

横須賀プログラミング”夢”アカデミーとは?

横須賀プログラミング”夢”アカデミーは横須賀の子どもたちの未来の可能性を拡げるためIT・プログラミングを集中的に学べるアカデミーです。

このアカデミーは「プログラミングで世界を目指す」をコンセプトに、年間を通じて、子どもたちの技術と意欲を高める学習プログラム、市内ゆかりの企業や研究機関等との連携、また、国内外の大会への挑戦など、様々なIT・プログラミング経験を重ねることで、令和の時代を生きるスキルを身に着け、将来的に国内外で活躍するIT人材の輩出を目指し開講されました。

なお、この取組みは、アカデミーを中心とした世代・活動場所を超えたつながりや互いの切磋琢磨により、子どもたちと一緒に横須賀の新しい魅力の創造を目指したプロジェクトです。

主催:横須賀市経営企画部企画調整課
委託事業者:株式会社イトナブ

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横須賀市経営企画部企画調整課
電話: 046-822-8221
E-mail: re-c@city.yokosuka.kanagawa.jp