レポート記事

2021.08.23

【動画あり】2021年度 横須賀プログラミング”夢”アカデミー中間発表会

こんにちは!カメラマンのみーやんです。

先日8月20日に、「横須賀プログラミング”夢”アカデミー中間発表会」が開催されました!
1チームにつき5分間の発表を行う会となりますが、社会情勢を踏まえオンラインで開催されました。
今回は、

・夢アカ生が発表してくれた作品の紹介
・発表会に対し様々な方からいただいたコメント
について、レポートしてまいります!

当日の様子はこちらからご覧ください。

・全体の様子

・1、2期生の発表会の様子

・3期生の感想発表の様子


マ〇オ風2Dアクションゲーム

【選択コース・チーム名(メンバー)】

Unityコース・森出くん

【作品内容や感想】

森出くんは、横須賀要素を詰め込んだアクションゲームの開発に取り組んでいます。

「短期間の開発ではありつつも、どうせ作るならば誰でも楽しめるような内容にしたい」との想いから、ポピュラーな”あのゲーム”をベースにつくるそうです。

具体的には、横須賀市イメージキャラクター『スカリン』が海軍カレーを集め、その数でポイントを稼ぐといった内容になるそうです。難易度も3段階から選択でき、ユーザーのことを考えた工夫がされていました。短期間とは思えない構成の厚みに、驚きが隠せません…!


横須賀公園探知機

【選択コース・「チーム名」・メンバー】

Web制作コース・「チーム公園」・兒島くん&草ヶ谷くん

【作品内容や感想】

横須賀市内の公園を検索できるサイトの開発に取り組んでいます。

「横須賀市の公園をもっと知りたい人が沢山いるのではないか」と思ったことが、作品をつくるきっかけになりました。ただ情報を載せるだけでなく「公園でできる遊び」「トイレの有無」など、公園にまつわる細かい情報の検索機能を備えたサイトとなっています。

・現在地に基づいて、近い順に公園を表示

・合計9個の条件から公園を細かく絞れる

・現地に足を運んで得た、Googleマップより詳しく正確な情報が手に入る

・スマホ対応

といった強みのほか、「公園にゆかりある出来事・歴史の情報」「コミュニティ機能」も今後実装予定だそうです。

説明後には、「HTML&CSSとJavascriptで分担できてやりやすかった」「チーム作業だと完成が早い」といった2人の感想が紹介されました。これだけ沢山の機能を備えたページができたのは、チームの力も大きかったようです。新たな機能の実装も楽しみにしています!


ゴミ徳サイト

【選択コース・「チーム名」・メンバー】

Web制作コース・「ゴミ徳」・滝頭くん&東大路くん&加藤くん(発表資料のみ作成)

【作品内容や感想】

ごみを拾って徳をしよう…略して「ゴミ徳」!

ということで、横須賀市内に落ちているゴミの場所をマップで示すサイトの開発に取り組んでいます。慈善活動をラフに行える感じが、現代らしく素敵なアイデアだと思いました!このサイトでは、ユーザーがゴミを発見した際すぐに投稿できるための工夫がされています。

・コメント欄:面倒な登録も不要。複雑な手順をふまずにSNS感覚で手軽に投稿できる。

・地図追加機能:ごみを拾ったデータが追加されると、マップページの項目に反映される。

といったような、ユーザー目線で考えられた機能を実装しているようです。

また、街をきれいにしていく過程をイメージした「階段のイラスト」など…デザインにもこだわりがあり、細部にもきちんと気を配っているところが魅力を感じました!


チーム:しろあんもなかの作品

【選択コース・「チーム名」・メンバー】

Web制作コース・「しろあんもなか」・三雲くん&品川くん&佐々木くん

【作品内容や感想】

今日はメンバー2名での発表です。横須賀市内に足を踏み入れると(横須賀市にいる)音が鳴るWebサイトの開発に取り組んでいます。シンプルかつユニークなサイトではありますが、

・横須賀に足を踏み入れた回数

・自分は今、横須賀にいるかどうか

・位置情報の自動更新ボタン

・鳴る音楽の変更

といったように、細かい機能が実装されているようです。

HTMLやCSSなどで作ったホームページを「Monaca」というプラットフォームに落とし込み、アプリとして使えるようにする。また、現在地情報を検知するため「OpenStreetMap」と連携させることで、これらの細かい機能を実装することができました。

開発した感想には、「わりと早く完成した」「Webのメニューを追加できるぐらいの余裕が生まれた」「アプリを作っていて、難しかった」といった声がありました。

3人で力を合わせることは簡単ではないと思いますが、制作に余裕が持てたのは本当に素晴らしいことだと思います!


Unityコース:なっちゃんの作品

【選択コース・チーム名(メンバー)】

Unityコース・なっちゃん

【作品内容や感想】

なっちゃんは、横須賀にちなんだゲームの開発に取り組んでいます。「横須賀の良さを知ってもらいたい」との想いから生まれたアイデアだそうです。

PCのスペースキーを押してジャンプし、障害物を乗り越えつつコインを集めるゲームになっています。また、背景やコインには、カレーや魚などの横須賀要素のあるものを採用する予定だそうです。「不具合が多くて進みにくかったので、分からない部分を調べるなどして改善していきたい」といったコメントや、コインの機能が未実装であることを改善点として述べていました。そういった謙虚な感想からは、普段から一生懸命頑張っている姿が目に浮かびます。その努力は必ず実ると信じて頑張ってほしいですね…!


Unityコース:澁谷くんの作品

【選択コース・チーム名(メンバー)】

Unityコース・澁谷くん

【作品内容や感想】

澁谷くんは、スクロールゲームとして動くゲームの開発に取り組んでいます。

今現在はエラーが起きてしまっているようなのですが、最終的に、野菜を収穫してポイントを獲得するゲームになる予定だそうです。動物の外来種に触るとダウンしてしまう、というルールにも個性があって面白いなと感じました!

「Unityは難しい」といった感想を述べていましたが、重いデータへの扱い方やプログラミングも含め、その通りだなと感じました。最後まで諦めず、無事完成できるよう応援したいです…!

作品の発表がすべて終了すると、3期生による感想発表がありました。

その一部を紹介したいと思います。

「ゲームが苦手な子や小さい子でも遊べるゲームをつくりたいと思った」

「単純だけどやりこめるようなゲームがつくりたい」

「チームでは協力してコードが書けたり、ゲームでは個人で好きなものを作れる楽しさに魅力を感じた」

「自分も地域に貢献できるものをWebでつくりたい」

「楽しめるだけでなく、役立つものがあってすごい」

「人気のものを参考につくったり、役立てるものもあって自分も参考にしていきたい」

これから本格的に学んでいく3期生にとっても、大変良い刺激になったみたいですね!

そして最後は、横須賀市役所の企画調整課の方やイトナブ代表の古山さんなど運営メンバーからいただいたコメントをもって、発表会が締めくくられました。

各作品にオリジナリティがあふれており、ここまで形にできたことは素晴らしい成果だと思います。これからも夢アカ生の“夢”、応援よろしくお願いします!

横須賀プログラミング”夢”アカデミーとは?

横須賀プログラミング”夢”アカデミーは横須賀の子どもたちの未来の可能性を拡げるためIT・プログラミングを集中的に学べるアカデミーです。

このアカデミーは「プログラミングで世界を目指す」をコンセプトに、年間を通じて、子どもたちの技術と意欲を高める学習プログラム、市内ゆかりの企業や研究機関等との連携、また、国内外の大会への挑戦など、様々なIT・プログラミング経験を重ねることで、令和の時代を生きるスキルを身に着け、将来的に国内外で活躍するIT人材の輩出を目指し開講されました。

なお、この取組みは、アカデミーを中心とした世代・活動場所を超えたつながりや互いの切磋琢磨により、子どもたちと一緒に横須賀の新しい魅力の創造を目指したプロジェクトです。

主催:横須賀市経営企画部企画調整課
委託事業者:株式会社イトナブ

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横須賀市経営企画部企画調整課
電話: 046-822-8221
E-mail: re-c@city.yokosuka.kanagawa.jp