レポート記事

2021.07.29

1.2期生通常講習8回目・3期生講習3回目

こんにちは!カメラマンのみーやんです。

今回も、7月25日に開催された横須賀プログラミング”夢”アカデミーの様子を、午前の部・午後の部に分けてお届けいたします!

★午前の部

午前中は、3期生に向けた第3回目の講習が行われました。

今回の講習は…新たに『Unity』と呼ばれるツールに触れることをテーマに行われるということで、イトナブの日の出さんが講師を勤めてくれました!

オープニングでは「Unityとは何か」について、ビデオ映像なども交えながらオリエンテーションが行われました。このブログでもサラッとおさらいすると…

まずUnityとは、【誰もが使えるゲームエンジン】です。

主に2D・3Dのゲームを開発するための機能をまとめたツールであるのですが…なんと、基本は無料で簡単に使うことができます!

特徴は、大きく3つあります。

①マルチプラットフォーム

ひとつUnityでゲームを開発すると、ニンテンドースイッチ、PS、IOS、Androidなどなど…皆さんもよく耳にする様々な媒体で遊ぶことができます!

②充実のアセットストア

ゲームの作成に使う無料の素材が、なんと6725個も使えるそうです!

③様々なサービスに使われる

「ゲーム」以外にも、最近は「医療」「建築・アート」などでも使われているそうです!近代的な美術館の演出で使われていたり。医療分野では、手術現場で使われたり…。大きな可能性を秘めています!

このような特徴がざっくりと紹介された後、さっそくインストールするフェーズへ。ログイン情報を忘れるトラブルがあったり、このセットアップが第一関門なのです。イライラしてしまう時もあるかもしれませんが、落ち着いて取り組めるといいですね!

ちなみにインストールが終わった受講生は、フリーゲーム投稿サイト『Unityroom』で実際に誰かが作ったゲームをプレイしていました。Unityで作りたい作品のイメージが膨らみますね!

そうしてUnityの概要が分かったところで、さっそくエンジンを起動してみます。

「シーンビュー」とよばれる開発画面を見ながら、ゲーム世界の調光をしたりするなど、基本的な操作を教科書も参照して実践してみました。

そして今回は、球体の3Dオブジェクト(ゲーム素材)を追加することにもチャレンジ。どのボタンをいじれば色や位置を変更できるのか…沢山ある項目の中から探すのは大変そうです。けれども受講生の皆さんは、試行錯誤しながらめげずに取り組んでいました。

少しずつできることが増えていくようで、今後が楽しみですね!

★午後の部

午後は、第8回目の通常講習と、その裏では3期生に向けた講習が行われました。

今回は、元イトナブ生駒支部 支部長であるジョグさんが応援にきてくれました!以前、オンラインの特別講演会にも登壇してくれましたが、オフラインでは初対面ですね。

オープニングでは、受講生たちがスケジュールをチーム内のSlackに共有していました。

発表会も間近に迫るということで…優先順位をつけながらタスク管理をしています。

スケジュール共有が終わると、いよいよ制作開始です。

まず、Web制作コースの様子はというと…

もう制作はかなり終盤に入っており、あとは細かい部分を整えていく段階にあるチームもいれば、制作するサイトの枠組みである「ワイヤーフレーム」を描いてるチームもいました。

一方、Unityを使ったゲーム開発コースの様子はというと…

なかなか「ゲームオーバー」にならず、講師のスーさんと一緒に問題と格闘していた受講生がいたり。また、なんと1年ぶりに復帰して、ネットの素材も使いつつ2Dのゲームをこれから開発するという受講生もいたり。開発時間の長期・短期に関わらず、横須賀要素も入った作品がどんな風に出来上がるのか楽しみですね。

相変わらず溶けてしまいそうな暑さの中、午前午後ともに皆さんはめげずに取り組めていました!発表会の日まであと少し。体調を崩さず、この調子でラストスパートを走っていけるといいですね。それでは、また次回の投稿でお会いしましょう!

横須賀プログラミング”夢”アカデミーとは?

横須賀プログラミング”夢”アカデミーは横須賀の子どもたちの未来の可能性を拡げるためIT・プログラミングを集中的に学べるアカデミーです。

このアカデミーは「プログラミングで世界を目指す」をコンセプトに、年間を通じて、子どもたちの技術と意欲を高める学習プログラム、市内ゆかりの企業や研究機関等との連携、また、国内外の大会への挑戦など、様々なIT・プログラミング経験を重ねることで、令和の時代を生きるスキルを身に着け、将来的に国内外で活躍するIT人材の輩出を目指し開講されました。

なお、この取組みは、アカデミーを中心とした世代・活動場所を超えたつながりや互いの切磋琢磨により、子どもたちと一緒に横須賀の新しい魅力の創造を目指したプロジェクトです。

主催:横須賀市経営企画部企画調整課
委託事業者:株式会社イトナブ

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横須賀市経営企画部企画調整課
電話: 046-822-8221
E-mail: re-c@city.yokosuka.kanagawa.jp