レポート記事

2019.12.01

アカデミー通常講習(第6回)

早いもので、もう12月。今年も残り1ヶ月となりました。
部活や学校の学期末テスト対策など、夢アカ生も師走の慌ただしさの中、今日も熱心にプログラミングに取り組んでいます。

では、さっそくレポートしていきます。

WEBコースでは、前回に引き続き、簡易計算機2パターンの開発です。

まず1つめの「簡易計算機」。
この計算機は、AとBの項目に数字を入力し、四則計算のボタンを押すだけで計算結果が出てきます。
開発のポイントは、ボタンを押した際にどのような条件式を使えば、正しい結果になるかを筋道を立てて進めることです。完成イメージは、以下の通り。

2つめの「簡易計算機 ver2.0」。
この計算機は、いつも私たちが使っている電卓に非常に近いです。
数字や四則計算のボタンを押し、四則計算ができるようになります。
開発のポイントは、CSSを使い綺麗なレイアウトを考えるのはもちろん、ボタンを押したら数字が表示されるように設定し、更に四則計算を行う処理が進むようにプログラミングしていきます。とても難易度が高い取り組みです。完成イメージは、以下の通り。


夢アカ生は、これまで学んだ「HTML、CSS、JavaScript」を使い、簡易計算機の完成を目指します。
完成間近。もうひと頑張り!

続いて、Unityコースです。

Unityコースでは、今日から2Dゲームの開発がスタートしました。
画面上の車を動かして、ゴールまで進めるゲーム開発に取り組みます。
開発を始める前に、すーさん先生から「演算計算」「if文」の解説がありました。

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〜演算計算〜

演算子は、プログラミング内で使用する記号のことです。
算数でも、足す(+)や引く(−)などの記号を使用するように、プログラミングでも用途に応じて使う記号が決まっています。演算子を使うことで、値の計算や値の代入、値の比較などをすることができます。

〜if文〜

if文は主に、2つの値の大小関係や、等しい・等しくないなどの条件により処理を変える場合に使われます。条件式が「true」の場合には、{ }内の処理を行います。「false」の場合には、if文のブロック外に出るか、もしくは「else」句の後の{ }内の処理を行います。
以下のように記述します。


if (条件A)

{
   // 実行A
}
else if (条件B)
{
   // 実行B
}
else
{
   // 実行C
}

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演算計算やif文は、Unityを使っていく上で必要な重要構文になります。これを応用すると、Aボタンを押すとキャラクターがジャンプするような動きができるようになります。

すーさん先生の解説を聞いて、いざ実践。
教科書を参考に、各々ミニゲームを作成してみました。

Rくんの感想です。

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今日は教科書を見ながら、新しいゲームの骨組みを作りました。
内容は、車を操作してゴールを目指すアクションゲームです。
チームのみんなも順調に進んでいて、メンバーで見せ合うのが楽しみです。

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3Dゲーム開発から、2Dゲーム開発へ。
作れるゲームの幅が少しづつ広がっていきますね。

横須賀プログラミング”夢”アカデミーとは?

横須賀プログラミング”夢”アカデミーは横須賀の子どもたちの未来の可能性を拡げるためIT・プログラミングを集中的に学べるアカデミーです。

このアカデミーは「プログラミングで世界を目指す」をコンセプトに、年間を通じて、子どもたちの技術と意欲を高める学習プログラム、市内ゆかりの企業や研究機関等との連携、また、国内外の大会への挑戦など、様々なIT・プログラミング経験を重ねることで、令和の時代を生きるスキルを身に着け、将来的に国内外で活躍するIT人材の輩出を目指し開講されました。

なお、この取組みは、アカデミーを中心とした世代・活動場所を超えたつながりや互いの切磋琢磨により、子どもたちと一緒に横須賀の新しい魅力の創造を目指したプロジェクトです。

主催:横須賀市経営企画部企画調整課
委託事業者:株式会社イトナブ

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横須賀市経営企画部企画調整課
電話: 046-822-8221
E-mail: re-c@city.yokosuka.kanagawa.jp